中国EC百科

天猫国際の勢いが止まらない――日本国内での爆買いが終焉を迎える日――

2018-09-03 18:03:26

突然ですが中国の最新経済ニュースの見出しを見てみましょう。


高丝集团在天猫开出第七家官方旗舰店 黛珂10天预售破千万

引用元:中国経済網http://www.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/201808/27/t20180827_30133545.shtml


「何のことやら?」と思われるかもしれませんが、実はこれ日本企業のニュースです。

高丝集团とはコーセーグループのこと。

黛珂とはコーセーの高級ライン、コスメデコルテの翻訳です。

見出しにある预售とは予約販売の事ですから、予約販売だけで10日の間に数千万元以上売り上げたということ。

すごい規模ですね。さてこの売上はどのように達成したと思いますか?デパートなどの店頭?


もちろん答えはNOですね!


ニュース見出しにもありますが、「天猫(Tmall)」つまり、オンライン販売だったのです。



コスメデコルテのトップページ

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左上に正規品であることを保証するマークがついています。

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ここで少し簡単におさらいしてみましょう。


「天猫(Tmall)」とはアリババグループの運営するインターネットショッピング・モールのことです。アリババといえば「淘宝(タオバオ)」を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、「淘宝(タオバオ)」がCtoC(個人間取引)であるのに対し「天猫(Tmall)」は BtoC(企業と個人間取引)であるという大きな違いがあります。「天猫(Tmall)」は法人しか出店できず出店審査も厳格ですが、それにより偽物や非正規品を排除することで高品質、信頼、安心を強調し、「淘宝(タオバオ)」との差別化に成功しています。そしてその名の通り越境ECを専門とするのが「天猫国際(Tmall Global)」となります。


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「淘宝(タオバオ)」=CtoC(個人間取引)

2003年開設

出店が容易だが偽物や粗悪品が取引される ことも。

   

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「天猫(Tmall)」= BtoC(企業と個人間取引)

2008年開設


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「天猫国際(Tmall Global)」越境EC専門

2013年開設


中国では今まさに日本の化粧品が売れに売れており、2018年は上半期だけで日本の化粧品対中輸出額はなんと前年比50%増!その額は1481億円にも達し、過去最高となっています。そしてここで大きな役割を果たしているのが「天猫(Tmall)」や「天猫国際(Tmall Global)」を始めとするオンラインショッピングモールなのです。

前述のコーセーも天猫には既にブランド別で複数出店しており、今回のコスメデコルテで7店舗目となります。以前出店した「コーセー」「Albion」「雪肌精」など全てのブランドを合わせると422万人ものファン(=お気に入り登録者。消費者予備軍ともいえますね)がいるというから驚きです。コーセーの勝因は従来コスメカウンターでの対面販売がメインだった高級化粧品をネット販売にするという柔軟さ。日本企業が「天猫(Tmall)」に出店した成功例と言えるでしょう。

実はこの「天猫(Tmall)」「天猫国際(Tmall Global)」、中国国内にいながらして海外製品を購入できる…と消費者にとって便利なだけでなく、中国に進出したい海外企業にとっても多数のメリットがあります。以前は中国に進出するというと、まず場所を選定し、店舗を構えて従業員を雇い、教育する…ということで時間もコストも膨大にかかるだけでなく、その複雑なプロセスの中で言語や法律、商習慣の違いで壁にぶつかることも多く決して容易ではありませんでした。

しかし「天猫国際(Tmall Global)」への出店ではそうした手間を省くことができます。その手軽さゆえ本格的に中国マーケットに参入する前のテストマーケティングとして活用する日本企業も少なくありません。


消費者にとっても企業にとってもまさにwin-winと言えますね!

このまま「天猫国際(Tmall Global)」が発展していけば、中国にいながらにして日本製品が手に入りますから、日本各地で爆買いの光景が見られなくなる日もそう遠くないでしょう。


現在、天猫国際には約1400の日本企業・ブランドが出店しています。

中でも特に化粧品、マタニティー・ベビー用品、家電などの売り上げが著しく伸びています。価格よりも安心安全や質の良さを重視するものが売れるのは越境ECの特徴と言えるでしょう。


この「天猫国際(Tmall Global)」、世界各国のメーカー、ブランドがこぞって出店しているんですが、どこの国が売り上げ一位だと思いますか?

なんと日本なんです!

JETRO(日本貿易振興機構)によると2017年は天猫国際は日本からの輸入額が前年首位のアメリカを抜いて一位だったそうです。


参考:JETROホームページhttps://www.jetro.go.jp/biznews/2018/03/cf9fe2e7575ecaf8.html


まだ日本国内で中国人旅行者の消費をあてにしていますか?

次の消費プラットホームはすでにネット上に移動していますよ!


いま天猫国際に出店するというのは大きなビジネスチャンスと言えるでしょう。


とはいえ淘宝に比べて出店審査が厳しいから…

中国語がわからないから…

やっぱり無理かな…


と諦める前に!


ぜひ弊社にご相談下さい!!

天猫国際で5社の出店実績がある、C2Jジャパンが、お客様の販路拡大のため天猫国際の出店・運営代行を致します!

現地のEC事情を最も理解している弊社スタッフがお手伝いすることで更なる費用対効果の向上が見込まれます。

中国本社杭州J&Cのメンバーは代表取締役の呉を始めとして社員の約半数がアリババグループ出身の専門家集団です。

天猫国際の出店実績が豊富なC2Jジャパンにぜひお問い合わせ下さい。


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