中国人の購買力が伸びている今、中国市場に乗り出す為、中国向けのホームページやアプリの制作を考えられる方も多いと思います。ですが中国独自の規制や注意しなければならないポイントが多々有りかなり複雑化しているのが現状です。今回は中国向けホームページ/アプリ制作の際に注意しなければならないポイントを4つ紹介します。
1、検閲システム『金盾(きんじゅん)』
中国向けのホームページやアプリ制作の際まずはじめに理解しなければならない障害が『金盾(きんじゅん)』です。『金盾(きんじゅん)』とは中国独自の検閲システムの名称であり、ホームページやアプリの製作の際、避けては通れない大きな課題の一つです。中国政府にとって都合の悪い表現や情報にアクセスできないようにしています。アプリの場合、ほとんどはこの『金盾(きんじゅん)』によってブロックされてしまいますので必要な手続きを踏む必要があります。この『金盾(きんじゅん)』の検閲に引っかからないような表現を選びサイトを制作していかなければなりません。
2. 中国にサーバーを開設する
日本のサーバーから中国向けホームページを開設することは可能です。ただし中国側に規制によりアクセス制限がされる可能性が高く、アクセスできたとしてもページを開くのにかなりの時間がかかってしまう問題が頻繁に発生しています。こうした問題を回避するためにも中国国内にサーバーを設置することは必須になってきます。
中国でサーバーを設置する人物が中国人ではない(又は中国法人でない)場合、専門的な手続きを行う必要があります。この手続きが非常に複雑なのですが中国市場に乗り出すためには必ず必要なステップとなります。
3. サイトの開設
中国でホームページを開設する際、中国政府の許可が必須です。中国政府の許可がなければホームページを公開することはできません。中国政府への開設申請は中国人であっても煩雑であり、その審査は非常に厳しく行われています。明確な規定が公開されていない為、審査に合格するまで何度も申し込みを繰り返さなければならないなんてことは日常茶飯事です。また中国政府に許可を取っていない状態でホームページを公開した場合、ホームページの閉鎖や罰金を支払わされる可能性がありますので中国政府への申請は必ず行いましょう。
またSEO対策は中国大手検索エンジン百度(バイドゥ)を対象に行わなければなりません。その為、中国語でホームページ制作することは必須となります。
4. 突然の法改正に対応する
インターネットの規制が厳しい中国ではインターネットに関する法の改正が頻繁に行われます。国民大会や政治的な理由でインターネットの検閲が非常に厳しくなる時期も存在しますので、こうした問題に対応するため現地スタッフを配属し、サイトの管理を行っていかなければいけません。
以上、中国で中国向けホームページ/アプリ制作の際の注意点でした。
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