ニュース | 株式会社C2Jジャパン——日中間最大級ECサイト「C2J.jp」「Cmall」の運営会社
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TBSディグネット、越境ECを支援 C2Jジャパンが運営する「優日購」を 共同運営

2016-05

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商品情報の翻訳から物流までサポート「優日購」

 株式会社TBSディグネット(以下、TBSディグネット)、杭州杰恩西網絡技術有限公司(以下、杭州J&C)、株式会社C2Jジャパン(以下、C2Jジャパン)は、バイヤーマッチングサイト「優日購(ヨーリゴー)」は共同で運営を開始した。

 「優日購」は、日本サプライヤーと中国バイヤーを結ぶマッチングプラットフォームである。現在、日本企業が中国個人向けの越境ECサイトに自ら出店する環境が整いつつある中、実際にはノウハウ、人材、コストの面で多くのハードルがあった。

 日本企業は「優日購」を利用すると、商品情報の翻訳、登録、物流までのサポートを受けることが可能である。また、登録企業の商品は、TBSディグネットが実績豊富な中国テレビ通販販路への販売サポートを無料で受けることができる。そのため、登録企業にとっては、具体的な販路も想定した上でのサービス利用が可能である。

 中国側のパートナー企業である杭州J&Cは、日本企業向けBtoBサイト「C2J.jp」、BtoCサイト「Cmall」の運営も行っており、中国の法制度に対応した支援をすることが可能だ。「優日購」は、中国語で商品掲載やバイヤー対応ができる日本企業にとって、無料で開店することができる。中国語で対応ができない日本企業には有料サービスが「ライト」「スタンダード」「プレミアム」と3つあり、目的に応じて選ぶことが可能である。

 まず、「ライト」は、出店審査料が無料であり、月に2,000文字の中国語翻訳がされる。特集が優先掲載され、月にEDM(電子ダイレクトマーケティング)1回が付く。次の「スタンダード」は、ライトと同様に出店審査料が無料であり、月に10,000文字の中国語翻訳がされる。さらに、月に10点の商品が掲載され、特集が優先掲載される。また、月に2回のEDMが付き、中国バイヤーが紹介される。最後の「プレミアム」も、ライトとスタンダード同様に出店審査料が無料である。さらに、翻訳・掲載・問い合わせなどの出店が代行され、月に3回のEDMが付く。また、中国バイヤーが紹介され、貿易コンサルティングのサービスを利用することができる。

 中国人は「爆買い」という言葉が生まれたほど、日本の商品を好む人が多い。それを考え、中国にECを進出させようとしても、中国語の対応ができなかったり、そもそも人材不足で手が回らなかったりといくつかの問題がある。それを解決し、日本サプライヤーと中国バイヤーを結ぶ「優日購」がある。これを利用すると、商品の翻訳から物流まで利用することができる。さらに登録企業の商品に関しては、TBSディグネットが中国テレビ通販販路への販売サポートを受けることが可能だ。テレビの効果は強いため、商品が売れやすくなる。「優日購」を利用して、越境ECで成功する企業が増えそうだ。